中華人民共和国における県(けん 簡体字: 县 拼音: Xiàn)は、1949年の建国時に中華民国のの管轄下の県を引き継いで誕生した。当初は(行政督察専区)の管轄下で、2007年現在は地区あるいは地級行政区の管轄である。 2002年12月31日の時点で、県級行政区は2,860個あった。平均人口は63.13万人。工業化の発展と都市化にともない、中国大陸全土で県級市が急増したため、2007年12月31日には、1,470県と県が急減した。少数民族の自治県は117である。県級行政区は省の下、地級行政区に属するのが基本であるが、海南省全域など省に直属する場合もある。