皇甫 真(こうほ しん、生没年不詳)は、五胡十六国時代前燕の将軍。字は楚季。漢人であり、その出自は安定郡朝那県を本貫とする安定皇甫氏である。前燕の君主四代に仕え、その勢力拡大に大いに貢献し、晩年には高官を歴任した。