未完成建築(みかんせいけんちく)とは、建設途中で放棄された建築物、もしくはそのようにデザインされた建築物である。計画を先延ばししながら建てられつつある建築物や建設作業が著しく遅い建築物のことを指す場合もある。 未完成のまま止まっている建設計画や工学的プロジェクトは数多く存在し、作業の進行が止まる段階も様々である。その中には、青図だけが製作され実現されていないもの、建設の途中で放棄されたものなどがある。 長年に亘って未完成のままの建築物として有名なものにアントニ・ガウディのサグラダ・ファミリアがある。これはバルセロナで1880年代から建設が始まり、2020年代に完成するとされている教会である。