佐和山遊園(さわやまゆうえん)は、滋賀県彦根市に所在する未完成の遊園地である。運営は財団法人佐和山三成会(のち一般財団法人へ改組)。 地元の建築業者である泉巌(いずみ いわお)が、佐和山城を居城としていた石田三成のテーマパークを構想して1976年に着工。復元された佐和山城を中心に、歴史資料館や美術館を併設し、遊具施設なども備えたテーマパークとなるはずであったが、正式なオープンには至らなかった。 国道8号に面している。遊園内のほとんどの建築物や展示物は、構想した実業家が個人で製作したものである。無料開放という形で営業しながら増築・改築工事が続けられていた。出入口は2箇所あり、どちらにも「ご自由にお入り下さい 佐和山三成会」の立て札があり、誰でも無料で入ることが可能である。2箇所ある入口の一つには小屋と柵、カウント式の改札が置かれており、過去には入場料を徴収していたことがうかがえる。佐和山城自体には入口が無く立ち入ることはできない。公的なパンフレットや観光地図には掲載されていないが、近年インターネットなどを通し、B級観光スポットとしてその名が知られるようになった。 2000年3月に施設内の骨董品が盗難被害を受けたことが報じられた。その際には「彦根の私立歴史館」として報じられており、その時点ではまだ開園していたことがわかる。

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  • 佐和山遊園(さわやまゆうえん)は、滋賀県彦根市に所在する未完成の遊園地である。運営は財団法人佐和山三成会(のち一般財団法人へ改組)。 地元の建築業者である泉巌(いずみ いわお)が、佐和山城を居城としていた石田三成のテーマパークを構想して1976年に着工。復元された佐和山城を中心に、歴史資料館や美術館を併設し、遊具施設なども備えたテーマパークとなるはずであったが、正式なオープンには至らなかった。 国道8号に面している。遊園内のほとんどの建築物や展示物は、構想した実業家が個人で製作したものである。無料開放という形で営業しながら増築・改築工事が続けられていた。出入口は2箇所あり、どちらにも「ご自由にお入り下さい 佐和山三成会」の立て札があり、誰でも無料で入ることが可能である。2箇所ある入口の一つには小屋と柵、カウント式の改札が置かれており、過去には入場料を徴収していたことがうかがえる。佐和山城自体には入口が無く立ち入ることはできない。公的なパンフレットや観光地図には掲載されていないが、近年インターネットなどを通し、B級観光スポットとしてその名が知られるようになった。 2000年3月に施設内の骨董品が盗難被害を受けたことが報じられた。その際には「彦根の私立歴史館」として報じられており、その時点ではまだ開園していたことがわかる。 2017年3月には「売却・解体後更地渡し」の看板が立ち、2018年には一度撤去され、立ち入り禁止となっている。 (ja)
  • 佐和山遊園(さわやまゆうえん)は、滋賀県彦根市に所在する未完成の遊園地である。運営は財団法人佐和山三成会(のち一般財団法人へ改組)。 地元の建築業者である泉巌(いずみ いわお)が、佐和山城を居城としていた石田三成のテーマパークを構想して1976年に着工。復元された佐和山城を中心に、歴史資料館や美術館を併設し、遊具施設なども備えたテーマパークとなるはずであったが、正式なオープンには至らなかった。 国道8号に面している。遊園内のほとんどの建築物や展示物は、構想した実業家が個人で製作したものである。無料開放という形で営業しながら増築・改築工事が続けられていた。出入口は2箇所あり、どちらにも「ご自由にお入り下さい 佐和山三成会」の立て札があり、誰でも無料で入ることが可能である。2箇所ある入口の一つには小屋と柵、カウント式の改札が置かれており、過去には入場料を徴収していたことがうかがえる。佐和山城自体には入口が無く立ち入ることはできない。公的なパンフレットや観光地図には掲載されていないが、近年インターネットなどを通し、B級観光スポットとしてその名が知られるようになった。 2000年3月に施設内の骨董品が盗難被害を受けたことが報じられた。その際には「彦根の私立歴史館」として報じられており、その時点ではまだ開園していたことがわかる。 2017年3月には「売却・解体後更地渡し」の看板が立ち、2018年には一度撤去され、立ち入り禁止となっている。 (ja)
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  • 佐和山遊園(さわやまゆうえん)は、滋賀県彦根市に所在する未完成の遊園地である。運営は財団法人佐和山三成会(のち一般財団法人へ改組)。 地元の建築業者である泉巌(いずみ いわお)が、佐和山城を居城としていた石田三成のテーマパークを構想して1976年に着工。復元された佐和山城を中心に、歴史資料館や美術館を併設し、遊具施設なども備えたテーマパークとなるはずであったが、正式なオープンには至らなかった。 国道8号に面している。遊園内のほとんどの建築物や展示物は、構想した実業家が個人で製作したものである。無料開放という形で営業しながら増築・改築工事が続けられていた。出入口は2箇所あり、どちらにも「ご自由にお入り下さい 佐和山三成会」の立て札があり、誰でも無料で入ることが可能である。2箇所ある入口の一つには小屋と柵、カウント式の改札が置かれており、過去には入場料を徴収していたことがうかがえる。佐和山城自体には入口が無く立ち入ることはできない。公的なパンフレットや観光地図には掲載されていないが、近年インターネットなどを通し、B級観光スポットとしてその名が知られるようになった。 2000年3月に施設内の骨董品が盗難被害を受けたことが報じられた。その際には「彦根の私立歴史館」として報じられており、その時点ではまだ開園していたことがわかる。 (ja)
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