天城(あまぎ)は、日本海軍の軍艦で木造スループ、後年に二等砲艦とされた。艦名は静岡県の天城山にちなんで名づけられた。天城山は伊豆半島中央部の火山群の総称で、ここは全山で良材がとれ、特に杉の美林が名高い。海軍創成期の造船材はこの山の木が多かったという。