城南FC(ソンナムFC、朝鮮語: 성남 FC、英語: Seongnam FC)は、韓国の北西部、京畿道の城南市をホームタウンとするサッカークラブである。韓国プロサッカーリーグ・Kリーグ1に加盟している。 かつては「世界基督教統一神霊協会」(統一教会)系企業の一和(イルファ)をスポンサーとしており、クラブにも教団の色が現れていた。一和は高麗人参濃縮茶、メッコールの製造元。炭川総合運動場をホームスタジアムに使用している。 しかし統一教会設立者・総裁である文鮮明が2012年9月に死去した後、統一教会グループはスポーツ関連事業から手を引き、チームの財政自立を求めた。また、チームの財政難が深刻なこともあるため、2013シーズンをもって「城南一和」の名前が消えることが濃厚となっていた。ホームタウンを安山市へと移転する案もあったが、2013年10月2日、城南市は市民クラブとして城南一和を買収して再生させることを発表した。チーム名変更に伴い、エンブレムもペガサス(天馬)からカササギ(城南市の鳥)に変更されている。 一時は女子チーム「忠南一和天馬」を持ちWKリーグに参加していたが、2012年シーズン終了後に解散している。