回廊地帯(かいろうちたい、corridor)は、歴史学・地理学の用語で、領土から伸びる、廊下のような細長い領土である。単に回廊(かいろう)ともいう。 * それがなければ内陸国となる国から、海へと抜ける。 * 本土から、それがなければ飛び地となる領土と結ぶ。 * 他国の領土と結ぶ。 などの目的がある。 また、必ずしも領土に関する回廊とは限らず、2つの都市などを結ぶ重要な交通路が谷間に限定されている場合や、2つの自然保護区の間に細長く自然が維持されている場合(緑の回廊)などにも、回廊地帯という。 似た意味で使われる用語にSalient(アメリカ英語では「Panhandle」とも)があり、国家の領土に関わる地帯以外にも、国内の行政区画に関わる地帯にも使われる。(例 : テキサス・パンハンドル、オクラホマ・パンハンドル)