南洋協会(なんようきょうかい)は、1915年(大正4年)、南洋諸島の調査研究、東南アジア地域の研究・開発を目的に結成された団体である。大日本帝国の植民地政策下における国策財団であり、いわゆる南進論の拠点的な存在だった。日本の南洋進出を嫌う欧州の植民地所有国への対策として、民間団体の形で南洋事業を担当した。