『十戒』(じっかい、The Ten Commandments)は、1956年のアメリカ合衆国の映画。歴史映画で「旧約聖書」の「出エジプト記」を原作として制作されたスペクタクル映画。純正ビスタビジョンで撮影され、製作・監督はセシル・B・デミルで、彼は本作が公開された3年後に亡くなっているため、これが最後の作品となった。出演はチャールトン・ヘストン、ユル・ブリンナー、アン・バクスター、など。聖書に書かれている紅海が割れ、その中をモーセなど出エジプトの民が海の中を進むクライマックスシーンはあまりに有名。後に世に出されるアニメなどの作品でも、このシーンを元にした物が使用される事は多い。上映時間232分。