中津川宿(なかつがわじゅく)は、中山道の45番目の宿場。美濃国恵那郡中津川村(現・岐阜県中津川市)に存在した。 江戸方より淀川町・新町・本町・横町・下町と続き、本町に本陣と脇本陣があり、主に苗木藩領への売出が多かった。中津川宿では古来より六斎市が開催され、途中で途絶えたものの、享保14年(1729年)に復活し、並びに三日市も許可された。 近年、皇女和宮が江戸に降嫁される際、中津川宿で食べた料理の文献が見つかり、それを忠実に再現したものが市内の旅館で食べられる。