三門峡市(さんもんきょうし)は、中華人民共和国河南省に位置する地級市。 洛陽の西方に位置し、隴海線沿線における重要な都市である。三門峡市は黄河最大の三門峡ダムが建設されている。三門峡の地名の由来は、伝説によると夏王朝の創始者の禹が神斧を用い、高山を切り開き鬼石と神石で河の流れを三つに分け、「人門」・「神門」・「鬼門」の三つの峡谷をつくったことによる。ギドロプロエクトの協力による三門峡ダム建設に伴い、神石と鬼石は堤防の基礎となった。三門峡下游河センターでは一つの巨大な石が河の中に直立し、黄河の猛烈な流れを受け止めている。数千年の長きにわたり倒れていないので、「砥柱山」と呼ばれ、中国の故事成語「中流砥柱」の語源となっている。