三教会同(さんきょうかいどう)は、1912年2月25日に、内務次官の床次竹二郎が主導して、神道(13人)、仏教(51人)、キリスト教(7人)の代表、計71人を華族会館に呼び、行われた会同。集まった代表を前に内務大臣の原敬が挨拶した。国家による宗教利用の頂点と位置づけられており、政教界の大問題となった。その契機は第2次西園寺内閣の内務次官床次竹二郎が幸徳事件後の社会情勢に打った手であるとされている。