モルニヤ(ロシア語:Молнияモールニヤ;ラテン文字表記の例:Molniya)は、1960年から2010年にかけてソ連およびロシア連邦で使用された打ち上げロケット。R-7大陸間弾道ミサイルから派生した4段式ロケットで、他のR-7の派生型より段数が1段多い。モルニヤ軌道などの長楕円軌道あるいは高度の高い軌道を持つ人工衛星や、地球重力圏を離れる宇宙探査機の打ち上げに使用された。モルニヤとはロシア語で「雷、稲光」を意味し、モルニアとも表記される。