メトディウスの予言書は、7世紀に作成された予言に関する作品である。パタラの教父メトディウスによって4世紀に作成されたと称してはいるが、現在では偽書と見るのが一般的である。その観点からは、偽メトディウスの予言書などとも呼ばれる。中世ヨーロッパでは終末が近づいているとしてその情景を描いた予言書が多く出されたが、この予言書はその中でも最も流布したと見なされている。