プラカード事件(プラカードじけん)は、1946年(昭和21年)5月19日の食糧メーデー(米よこせメーデー、正式には「飯米獲得人民大会」)の際、参加者の一人である日本共産党員の田中精機工業 社員・松島松太郎が掲げた「ヒロヒト 詔書 曰ク 國体はゴジされたぞ 朕はタラフク食ってるぞ ナンジ人民 飢えて死ね ギョメイギョジ」(表面)、「働いても 働いても 何故私達は飢えねばならぬか 天皇ヒロヒト答えて呉れ 日本共産党田中精機細胞」(裏面)のプラカードが不敬罪に問われた事件。 通称「食糧メーデー不敬事件」とも呼ばれ、検察庁は松島を刑法74条違反で訴追したが、松島側は「ポツダム宣言の受諾によって天皇の神性消滅を受けて不敬罪は消滅した」と主張して争われた。

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  • プラカード事件(プラカードじけん)は、1946年(昭和21年)5月19日の食糧メーデー(米よこせメーデー、正式には「飯米獲得人民大会」)の際、参加者の一人である日本共産党員の田中精機工業 社員・松島松太郎が掲げた「ヒロヒト 詔書 曰ク 國体はゴジされたぞ 朕はタラフク食ってるぞ ナンジ人民 飢えて死ね ギョメイギョジ」(表面)、「働いても 働いても 何故私達は飢えねばならぬか 天皇ヒロヒト答えて呉れ 日本共産党田中精機細胞」(裏面)のプラカードが不敬罪に問われた事件。 通称「食糧メーデー不敬事件」とも呼ばれ、検察庁は松島を刑法74条違反で訴追したが、松島側は「ポツダム宣言の受諾によって天皇の神性消滅を受けて不敬罪は消滅した」と主張して争われた。 (ja)
  • プラカード事件(プラカードじけん)は、1946年(昭和21年)5月19日の食糧メーデー(米よこせメーデー、正式には「飯米獲得人民大会」)の際、参加者の一人である日本共産党員の田中精機工業 社員・松島松太郎が掲げた「ヒロヒト 詔書 曰ク 國体はゴジされたぞ 朕はタラフク食ってるぞ ナンジ人民 飢えて死ね ギョメイギョジ」(表面)、「働いても 働いても 何故私達は飢えねばならぬか 天皇ヒロヒト答えて呉れ 日本共産党田中精機細胞」(裏面)のプラカードが不敬罪に問われた事件。 通称「食糧メーデー不敬事件」とも呼ばれ、検察庁は松島を刑法74条違反で訴追したが、松島側は「ポツダム宣言の受諾によって天皇の神性消滅を受けて不敬罪は消滅した」と主張して争われた。 (ja)
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prop-en:事件名
  • 不敬 (ja)
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prop-en:事件番号
  • 昭和2273 (ja)
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prop-en:判例集
  • 刑集 第2巻6号529頁 (ja)
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prop-en:参照法条
  • 刑訴法363條3號、刑法74條、恩赦令3條 (ja)
  • 刑訴法363條3號、刑法74條、恩赦令3條 (ja)
prop-en:反対意見
  • 沢田竹治郎 霜山精一 栗山茂 真野毅 庄野理一 齋藤悠輔 (ja)
  • 沢田竹治郎 霜山精一 栗山茂 真野毅 庄野理一 齋藤悠輔 (ja)
prop-en:多数意見
  • 三淵忠彦 塚崎直義 長谷川太一郎 井上登 小谷勝重 島保 藤田八郎 岩松三郎 河村又介 (ja)
  • 三淵忠彦 塚崎直義 長谷川太一郎 井上登 小谷勝重 島保 藤田八郎 岩松三郎 河村又介 (ja)
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  • 大法廷 (ja)
  • 大法廷 (ja)
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  • 0001-05-26 (xsd:gMonthDay)
prop-en:裁判要旨
  • #公訴係属中の事件について大赦があったときは、裁判所は、単に免訴の判決をすべく、公訴事実の存否又はその犯罪の成否などについて実体上の審判を行うことはできない。 #大赦を理由とする免訴の判決に対しては、訴訟当事者は、公訴事実が存在せず、又は罪とならざることを主張して上訴することはできない。 #大赦のあった事件につき、それ以降に裁判所が実体上の審理を行い、判決の理由において犯罪の成否を認めた下級審の判決は、違法である。しかし、その主文において免訴を言い渡しているときは、あえてこれを破毀すべきではない。 (ja)
  • #公訴係属中の事件について大赦があったときは、裁判所は、単に免訴の判決をすべく、公訴事実の存否又はその犯罪の成否などについて実体上の審判を行うことはできない。 #大赦を理由とする免訴の判決に対しては、訴訟当事者は、公訴事実が存在せず、又は罪とならざることを主張して上訴することはできない。 #大赦のあった事件につき、それ以降に裁判所が実体上の審理を行い、判決の理由において犯罪の成否を認めた下級審の判決は、違法である。しかし、その主文において免訴を言い渡しているときは、あえてこれを破毀すべきではない。 (ja)
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  • プラカード事件(プラカードじけん)は、1946年(昭和21年)5月19日の食糧メーデー(米よこせメーデー、正式には「飯米獲得人民大会」)の際、参加者の一人である日本共産党員の田中精機工業 社員・松島松太郎が掲げた「ヒロヒト 詔書 曰ク 國体はゴジされたぞ 朕はタラフク食ってるぞ ナンジ人民 飢えて死ね ギョメイギョジ」(表面)、「働いても 働いても 何故私達は飢えねばならぬか 天皇ヒロヒト答えて呉れ 日本共産党田中精機細胞」(裏面)のプラカードが不敬罪に問われた事件。 通称「食糧メーデー不敬事件」とも呼ばれ、検察庁は松島を刑法74条違反で訴追したが、松島側は「ポツダム宣言の受諾によって天皇の神性消滅を受けて不敬罪は消滅した」と主張して争われた。 (ja)
  • プラカード事件(プラカードじけん)は、1946年(昭和21年)5月19日の食糧メーデー(米よこせメーデー、正式には「飯米獲得人民大会」)の際、参加者の一人である日本共産党員の田中精機工業 社員・松島松太郎が掲げた「ヒロヒト 詔書 曰ク 國体はゴジされたぞ 朕はタラフク食ってるぞ ナンジ人民 飢えて死ね ギョメイギョジ」(表面)、「働いても 働いても 何故私達は飢えねばならぬか 天皇ヒロヒト答えて呉れ 日本共産党田中精機細胞」(裏面)のプラカードが不敬罪に問われた事件。 通称「食糧メーデー不敬事件」とも呼ばれ、検察庁は松島を刑法74条違反で訴追したが、松島側は「ポツダム宣言の受諾によって天皇の神性消滅を受けて不敬罪は消滅した」と主張して争われた。 (ja)
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  • プラカード事件 (ja)
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