アブー・ライハーン・ムハンマド・イブン・アフマド・アル=ビールーニー・アル=フワーリズミー(Abū Rayḥān Muḥammad ibn Aḥmad al-Bīrūnī al-Khwārizmī, 973年9月4日/9月5日 - 1048年12月13日)は、10世紀のホラズム出身の学者。数学、天文、地理、歴史にわたって100篇を超える著書があったと見られる。現伝するのはそのうち30篇弱。代表的な著書としては、歴史書『過去の足跡』、地理書『インド誌』、精密科学書『占星術要約』、百科全書『マスウード宝典』があり、20世紀前半のアラビア科学研究における権威は、11世紀前半を「ビールーニーの時代」と呼んだ。