数学においてハウスドルフ距離(英: Hausdorff distance)とは距離空間の部分空間同士の隔たりを測る量の一種である。ハウスドルフ距離は1914年に出版されたフェリックス・ハウスドルフの著書集合論基礎に現れている。ただし、1906年のモーリス・ルネ・フレシェの博士論文に書かれた三次元空間内の連続曲線全体からなる空間の研究に非常によく似た類似物が登場している。