テヘラン会談(テヘランかいだん)は第二次世界大戦における連合国の首脳会談のひとつ。1943年11月28日から12月1日にかけて占領されたイランの首都テヘランで開かれた。 アメリカ、イギリス、ソ連の首脳が一堂に会した初めての会談。主な議題は、ヨーロッパ大陸にナチス・ドイツに対する第二の戦線(西部戦線)を形成することであり、フランスへの連合軍の上陸などが首脳間で調整された。またその他のヨーロッパ諸国への援助などについても話し合われるなど、テヘラン会談を期に連合国の首脳会談は戦争上の諸問題から問題へと移っていった。