チカグレロル(Ticagrelor)は、冠動脈の血液供給に問題がある急性冠症候群の患者の脳卒中、心筋梗塞などの予防に使用される医薬品である。P2Y12受容体を拮抗阻害することにより、として作用する。 欧州では2010年12月に、米国では2011年7月に、日本では2016年9月に承認されている。日本での製品名は「ブリリンタ」。 また、重篤な出血や生命に危険を及ぼす出血を対象とした解毒剤として、が検討されている。