センボンサイギョウガサ (Panaeolus cinctulus、異名Panaeolus subbalteatus)は、ナヨタケ科、ヒカゲタケ属の菌類。世界中に広い分布を持つ。一箇所に多数生えることがあり、そこからこの名前がついた。幻覚作用のあるシロシビンが含まれる。形態的にコレラタケに類似しているため、しばしば間違えられる。 20世紀の初頭、ヨーロッパでは雑草ヒカゲタケ (weed Panaeolus) とよばれた。商業用きのこの菌床から生えることが多かったからである。酔うため、このキノコは取り除かなければならない雑草のような存在であった。栽培は容易である。