クルスク(ロシア語: Атомная подводная лодка «Курск»、ロシア語で「原子力潜水艦クルスク」、識別番号К-141)は、ロシア海軍の949A型Антей(アンテーイ、ロシア語で「アンタイオス」)巡航ミサイル原子力潜水艦(NATOコードネーム:オスカーII型)。ソヴィエト社会主義共和国連邦崩壊後初めて完成した艦艇の一隻で、ロシア海軍北方艦隊に配備されたが、2000年8月12日にバレンツ海で事故により沈没し全乗員の生命とともに失われた。艦名は、史上最大の戦車戦である1943年のクルスクの戦いの舞台となったロシアの都市クルスクから名づけられた。