キャロライン事件(キャロラインじけん、英: Caroline affair, Caroline case)は、1837年12月29日アメリカ合衆国・イギリス領カナダ国境地域において、アメリカ船キャロライン号をイギリス軍が襲撃した事件に端を発する外交危機。キャロライン号事件・カロライン事件・カロライン号事件とも呼ばれる。 本事件は「国際法上の自衛権、先制的自衛権」に関する古典的先例 自衛権の構成要素を示した事例としてしばしば引用される。