ろ座矮小銀河(Fornax Dwarf Spheroidal)は、ろ座の方角にある楕円銀河であり、矮小銀河である。ハーロー・シャプレーがちょうこくしつ座矮小銀河を発見した直後の1938年に南アフリカ共和国のボイデン天文台で24インチ反射望遠鏡で撮影したプレートの中から発見した。 銀河系の伴銀河であり、6つの球状星団を含んでいる。そのうち最大のNGC 1049は、銀河そのものが発見されるより以前に発見された。銀河系からは毎秒53kmの速さで遠ざかっている。含まれる恒星のほとんどは種族IIである。