初代コーク伯爵リチャード・ボイル(Richard Boyle, 1st Earl of Cork, 1566年10月13日 - 1643年9月15日)は、アイルランド貴族、アイルランド大蔵卿(Lord Treasurer of Ireland)(英語版) である。「偉大なるコーク伯爵」(Great Earl of Cork)として知られる。 アイルランド王国南部、マンスターの農園において広大な土地を獲得したボイルは、16世紀、17世紀のイングランドによるアイルランドの継続的な植民地化において重要な人物であった。また息子たちは1640年代から50年代のアイルランド・カトリックの反乱との戦いにおいて、アイルランドにおけるイングランドとプロテスタントの勝利を支援する上で重要な役割を果たした。 ボイルの法則で知られ近代化学の祖とされるロバート・ボイルは第14子である。