MSDOS.SYSは、MS-DOSのカーネルのうち、特に機種依存しない部分(のファイル名)である。起動時には、機種依存する部分であるIO.SYSの後に動作する(詳しい流れはIO.SYSの記事を参照)。ただし、Windows 9x系ではコードは全てIO.SYSの中に移行されており、MSDOS.SYSは設定情報が書かれたテキストファイルになっている。 起動ディスクのルートディレクトリに必要である。FORMAT /Sなどで起動ディスクを作成した場合、「隠し」「読み取り専用」「システム」の属性がオンにされている。 PC DOSやDR-DOSではIBMDOS.COMという名前である。 NT系 Windowsでは、ブート方法から異なっており(NTLDRなど)、起動には関与しない。 ブートセクタにあるMS-DOSのブートローダが、MSDOS.SYSの存在をチェックするか否かには、違いのあるブートローダがあり、IO.SYSとMSDOS.SYSの両方の存在を確認してから、ロードしたIO.SYSに制御を移すものと、MSDOS.SYSの存在をチェックしないものがあった。またブートローダによってはファイルの属性をチェックするものもある。

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  • MSDOS.SYSは、MS-DOSのカーネルのうち、特に機種依存しない部分(のファイル名)である。起動時には、機種依存する部分であるIO.SYSの後に動作する(詳しい流れはIO.SYSの記事を参照)。ただし、Windows 9x系ではコードは全てIO.SYSの中に移行されており、MSDOS.SYSは設定情報が書かれたテキストファイルになっている。 起動ディスクのルートディレクトリに必要である。FORMAT /Sなどで起動ディスクを作成した場合、「隠し」「読み取り専用」「システム」の属性がオンにされている。 PC DOSやDR-DOSではIBMDOS.COMという名前である。 NT系 Windowsでは、ブート方法から異なっており(NTLDRなど)、起動には関与しない。 ブートセクタにあるMS-DOSのブートローダが、MSDOS.SYSの存在をチェックするか否かには、違いのあるブートローダがあり、IO.SYSとMSDOS.SYSの両方の存在を確認してから、ロードしたIO.SYSに制御を移すものと、MSDOS.SYSの存在をチェックしないものがあった。またブートローダによってはファイルの属性をチェックするものもある。 (ja)
  • MSDOS.SYSは、MS-DOSのカーネルのうち、特に機種依存しない部分(のファイル名)である。起動時には、機種依存する部分であるIO.SYSの後に動作する(詳しい流れはIO.SYSの記事を参照)。ただし、Windows 9x系ではコードは全てIO.SYSの中に移行されており、MSDOS.SYSは設定情報が書かれたテキストファイルになっている。 起動ディスクのルートディレクトリに必要である。FORMAT /Sなどで起動ディスクを作成した場合、「隠し」「読み取り専用」「システム」の属性がオンにされている。 PC DOSやDR-DOSではIBMDOS.COMという名前である。 NT系 Windowsでは、ブート方法から異なっており(NTLDRなど)、起動には関与しない。 ブートセクタにあるMS-DOSのブートローダが、MSDOS.SYSの存在をチェックするか否かには、違いのあるブートローダがあり、IO.SYSとMSDOS.SYSの両方の存在を確認してから、ロードしたIO.SYSに制御を移すものと、MSDOS.SYSの存在をチェックしないものがあった。またブートローダによってはファイルの属性をチェックするものもある。 (ja)
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  • MSDOS.SYSは、MS-DOSのカーネルのうち、特に機種依存しない部分(のファイル名)である。起動時には、機種依存する部分であるIO.SYSの後に動作する(詳しい流れはIO.SYSの記事を参照)。ただし、Windows 9x系ではコードは全てIO.SYSの中に移行されており、MSDOS.SYSは設定情報が書かれたテキストファイルになっている。 起動ディスクのルートディレクトリに必要である。FORMAT /Sなどで起動ディスクを作成した場合、「隠し」「読み取り専用」「システム」の属性がオンにされている。 PC DOSやDR-DOSではIBMDOS.COMという名前である。 NT系 Windowsでは、ブート方法から異なっており(NTLDRなど)、起動には関与しない。 ブートセクタにあるMS-DOSのブートローダが、MSDOS.SYSの存在をチェックするか否かには、違いのあるブートローダがあり、IO.SYSとMSDOS.SYSの両方の存在を確認してから、ロードしたIO.SYSに制御を移すものと、MSDOS.SYSの存在をチェックしないものがあった。またブートローダによってはファイルの属性をチェックするものもある。 (ja)
  • MSDOS.SYSは、MS-DOSのカーネルのうち、特に機種依存しない部分(のファイル名)である。起動時には、機種依存する部分であるIO.SYSの後に動作する(詳しい流れはIO.SYSの記事を参照)。ただし、Windows 9x系ではコードは全てIO.SYSの中に移行されており、MSDOS.SYSは設定情報が書かれたテキストファイルになっている。 起動ディスクのルートディレクトリに必要である。FORMAT /Sなどで起動ディスクを作成した場合、「隠し」「読み取り専用」「システム」の属性がオンにされている。 PC DOSやDR-DOSではIBMDOS.COMという名前である。 NT系 Windowsでは、ブート方法から異なっており(NTLDRなど)、起動には関与しない。 ブートセクタにあるMS-DOSのブートローダが、MSDOS.SYSの存在をチェックするか否かには、違いのあるブートローダがあり、IO.SYSとMSDOS.SYSの両方の存在を確認してから、ロードしたIO.SYSに制御を移すものと、MSDOS.SYSの存在をチェックしないものがあった。またブートローダによってはファイルの属性をチェックするものもある。 (ja)
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  • MSDOS.SYS (ja)
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