平地地蔵(へいちじぞう)は、京都府京丹後市大宮町上常吉の境内にある石造地蔵菩薩立像。下常吉の常林寺(曹洞宗)が管理している。蓮華座に立つ石像で高さ5メートル。立像の石仏としては京都府下で最大級のもので、常林寺八世勝音和尚が広く喜捨を仰いで江戸時代後期の1833年(天保4年)3月に建立した。顔面の、口の右上に黒点があることから、「あざとり地蔵」としても信仰される。「石造地蔵菩薩像」の名称で京丹後市指定文化財に指定されている。