小興安嶺山脈(しょうこうあんれい/シャオシンアンリン-さんみゃく、中国語簡体字:小兴安岭 Xiǎoxīng'ānlǐng、モンゴル:/ᠪᠠᠭᠠᠬᠢᠩᠭᠠᠨᠲᠠᠪᠠᠭᠠ бага Хянган дабаа、満州語:ᠢᠯᠵᡝᡥᠠᠷᠢᠠᠯᠢᠨ 転写:iljehari alin、小ヒンガンとも)は中国黒竜江省にあるなだらかな標高の低い丘陵が主となる山脈。黒竜江省の北端へ向けて中国とロシアとの国境となるアムール川の西岸の中国側の丘陵地を形成して大興安嶺山脈へ連なるが、一部は北東に延びてアムール川中流が山脈を北西から南東に貫き、ロシア連邦内のアムール州に連なってブレヤ川、アムグン川の上流域になっている。北緯46度28分~49度21分、東経127度42分~130度14分。 長さ500km。最高峰は標高1429mの。山頂が平らで、なだらかな斜面で、石が多いのが特徴。山体は花崗岩、結晶片岩、頁岩、玄武岩から構成される。 西部の山裾は五大連池火山群に含まれる。 山林に覆われており、南部は広葉樹林、北部はトウヒ、カバノキおよびカラマツのタイガ。 ロシア側にヒンガンスキー自然保護区、中国側にがある。