宇都宮仕置(うつのみやしおき)は、天正18年(1590年)7月に小田原征伐で東国の勢力を制圧して天下統一を遂げた豊臣秀吉が関東および奥州の諸領主に対して行った戦後措置のこと。鎌倉幕府を樹立した源頼朝が奥州合戦の際、文治5年(1189年)7月19日に鎌倉を発ち宇都宮で宇都宮大明神に奉幣し奥州を平定したことに倣い、秀吉も7月19日に鎌倉を発ち宇都宮城にて主な仕置を行ったことから、このように呼ばれる。