偽エチオピア皇帝事件(にせエチオピアこうていじけん)またはドレッドノート・ホウクス(英語: Dreadnought Hoax)は、1910年にアイルランド出身のホレス・ド・ヴィアー・コールがイギリス海軍を相手にしかけた大がかりな悪戯である。 コールはエチオピア王族一行のふりをしてイギリス海軍を騙し、旗艦である戦艦「ドレッドノート」を見学させてから、これが悪戯であったことを大々的に暴露して海軍の面目を丸潰れにした。コールとともに王族一行に扮したのは、後にヴァージニア・ウルフの名で作家となるヴァージニア・スティーヴンら6人で、いずれも「ブルームズベリー・グループ」に属する大学生であった。