ド・ディオン-アクスル(ド・ディオン式サスペンション)は、自動車の駆動輪用サスペンションの一種で、車軸懸架(固定車軸懸架)方式の1つである。原型は1893年に開発された。 名称は、かつてフランスに存在した自動車メーカー、の創始者である、にちなむ。実際の考案者は、ド・ディオン車の技術面を担当したジョルジュ・ブートン(Georges Bouton 1847–1938)の義弟で、ド・ディオンが蒸気自動車を主力とした初期に開発を主導したシャルル・トレパルドゥー(Charles-Armand Trépardoux 1853-1920)である。