『オズ はじまりの戦い』(オズ はじまりのたたかい、Oz: the Great and Powerful)は、2013年公開のサム・ライミ監督、デヴィッド・リンゼイ=アベアーおよびミッチェル・カプナー脚本のファンタジー・アドベンチャー映画。オズ役にジェームズ・フランコが配役され、ミラ・キュニス、レイチェル・ワイズ、ミシェル・ウィリアムズ、ザック・ブラフ、ビル・コッブス、ジョーイ・キング、トニー・コックスが出演した。ライマン・フランク・ボームのを基にし、『オズの魔法使い』の設定の20年前を想定している。1939年のメトロ・ゴールドウィン・メイヤーによる映画『オズの魔法使』の前日譚として、若き日のオズが描かれる。のちにオズの魔法使いとなる詐欺的魔術師オスカー・ディグス(フランコ)がオズの国に到着し、西の悪い魔女セオドラ(クニス)、東の悪い魔女エヴァノラ(ワイズ)、良い魔女グリンダ(ウィリアムズ)と出会う物語である。オスカーはその後魔女たちと自分との関係修復に手こずりながらオズの治安を回復する。 2013年2月14日、エル・キャピタン・シアターでプレミア上映され、3月8日にディズニーデジタル3-D、RealD、IMAX3Dおよび従来の映画館で一般公開された。評価は賛否両論だったが、興行的に成功し、世界中で4億9,300万ドルをあげた。