黒河渓谷(くろこけいこく)は、福井県敦賀市の黒河川によって形作られた渓谷である。黒河川は敦賀市南部の山地を源流とし、北へ向かって流れ、下流で笙の川と合流して最終的に敦賀湾へ流入する。渓谷には、市内では最も大きな滝である鬼ヶ滝、希少な動植物が生息する池の原湿原があり、渓谷最奥の滋賀県境付近には林木遺伝資源保存林に設定されているブナの天然林もみられる。