『黒の碑』(くろのいしぶみ、黒い石、原題:英: The Black Stone)は、アメリカ合衆国のホラー小説家ロバート・E・ハワードによる短編ホラー小説。『ウィアード・テイルズ』1931年11月号に発表したクトゥルフ神話の1つで、日本では創元推理文庫から出ている短編集の表題作であるほか、複数の邦訳がある。 ハワードが創造した狂詩人ジャスティン・ジョフリの初出作品。冒頭部にてジャスティン・ジョフリの詩が引用されており、この手法は後の作品でも用いられることになる。 東雅夫は『クトゥルー神話事典』にて「奇怪な黒い石にまつわる伝説に、異民族間の抗争をからめて描いているあたりに、ヒロイック・ファンタジー作家としてのハワードの関心の所在が示されている」と解説している。『クトゥルフ神話ガイドブック』は「ハワード神話作品の頂点」と評し、「優れた恐怖作品であるとともに、古代の邪教信仰と、オスマントルコの東欧侵攻を絡めた歴史伝奇ロマンに仕上がっている。特に主人公が見る悪夢の場面はハワードならではの迫力がある」と解説している。
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