鳥羽港防波堤工事公文書改ざん問題(とばこうぼうはていこうじこうぶんしょかいざんもんだい)とは、三重県鳥羽市の鳥羽港で実施された鳥羽港港湾改修事業に関する公文書の情報公開請求に対し、三重県港湾・海岸室(現港湾・海岸課)が組織ぐるみで文書の一部を削除、改竄(かいざん)して公開した問題。 本事件発覚後に行われた県の内部調査の結果、天災などの理由で工事の予算執行年度を1年繰り延べる事故繰越手続きを虚偽の文書で不正に行っていたことのほか、不正入札を示唆する文書の存在が明らかになっている。