香港の対外関係(ほんこんのたいがいかんけい)では、香港と外国の関係と、香港と中華人民共和国本土との関係について記す。 香港政府において対外関係を扱うのは、政制事務局である。特に中国大陸(香港政府は「内地」と呼ぶ)との関係を主に担っている。諸外国などとの関係(外交事務)は、基本法の定めにより中央政府の管轄である。そのため、外交部駐香港特派員公署が設置され、政制事務局と協力する形で香港が外国や国際機関と締結する条約案などを作成している。 このほか、律政司国際法律科が条約に関する事務を担当している。また、政務司司長管轄下の行政署礼賓処が海外からの来客への応対や、領事館への便宜供与などを行っている。