音声通話定額制(おんせいつうわていがくせい)とは、電話の本来の機能である音声通話の際に、従量制によらず、いくら話しても同額(話し放題)になる料金制度である。日本国内では長い間もっぱら通話時間による従量課金だったので、注目された。日本以外の国では、市内通話については基本料金に含まれるとする国も多く、たとえばアメリカ合衆国ではそのことがブロードバンドの必要性を低くし、その普及を遅らせたと言われる。 日本国内では、2006年11月現在、IP電話および携帯電話・PHS全事業者においてのみ提供中である。ただ、携帯電話・PHSについては各事業者において契約サービス内容が異なる事がある。 なお、この記事においては電気通信事業としての電話についてのみ扱う。元来通話料が適用されないインターネット電話等(VoIP)は、それらの項目を参照のこと。 また、一部携帯電話におけるプッシュ・ツー・トークによる定額制についても同項を参照のこと。