非和声音(ひわせいおん、英: nonchord tone, nonharmonic tone、独: Fremde Töne)または和声外音(わせいがいおん)とは、和音の構成音が隣接音度に移された音であり、和音の構成音以外のすべての音である。 非和声音は、メロディを華やかに飾るための主要な音として古来より用いられてきた。16世紀に確立したパレストリーナ様式 Palestrinas style の対位法音楽に、経過的不協和音、掛留不協和音、補助音的不協和音として非和声音が用いられているのがみられる。「伝統的な分類」における非和声音の名称は、対位法に由来する。 たとえばいまハ音上の長3和音(C Major triad)が響いているとする。この和音の構成音は、ハ音、ホ音、ト音(ド、ミ、ソ)である。この和音が響いているときに、ハ音、ホ音、ト音以外の音が響いていれば、それが非和声音である(これに対して和音の構成音を和声音と言う)。 非和声音は多くの場合、和声音に進行する。これを非和声音の解決と言う。 非和声音はいくつかの種類に分類される。

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  • 非和声音(ひわせいおん、英: nonchord tone, nonharmonic tone、独: Fremde Töne)または和声外音(わせいがいおん)とは、和音の構成音が隣接音度に移された音であり、和音の構成音以外のすべての音である。 非和声音は、メロディを華やかに飾るための主要な音として古来より用いられてきた。16世紀に確立したパレストリーナ様式 Palestrinas style の対位法音楽に、経過的不協和音、掛留不協和音、補助音的不協和音として非和声音が用いられているのがみられる。「伝統的な分類」における非和声音の名称は、対位法に由来する。 たとえばいまハ音上の長3和音(C Major triad)が響いているとする。この和音の構成音は、ハ音、ホ音、ト音(ド、ミ、ソ)である。この和音が響いているときに、ハ音、ホ音、ト音以外の音が響いていれば、それが非和声音である(これに対して和音の構成音を和声音と言う)。 非和声音は多くの場合、和声音に進行する。これを非和声音の解決と言う。 非和声音はいくつかの種類に分類される。 (ja)
  • 非和声音(ひわせいおん、英: nonchord tone, nonharmonic tone、独: Fremde Töne)または和声外音(わせいがいおん)とは、和音の構成音が隣接音度に移された音であり、和音の構成音以外のすべての音である。 非和声音は、メロディを華やかに飾るための主要な音として古来より用いられてきた。16世紀に確立したパレストリーナ様式 Palestrinas style の対位法音楽に、経過的不協和音、掛留不協和音、補助音的不協和音として非和声音が用いられているのがみられる。「伝統的な分類」における非和声音の名称は、対位法に由来する。 たとえばいまハ音上の長3和音(C Major triad)が響いているとする。この和音の構成音は、ハ音、ホ音、ト音(ド、ミ、ソ)である。この和音が響いているときに、ハ音、ホ音、ト音以外の音が響いていれば、それが非和声音である(これに対して和音の構成音を和声音と言う)。 非和声音は多くの場合、和声音に進行する。これを非和声音の解決と言う。 非和声音はいくつかの種類に分類される。 (ja)
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  • 非和声音(ひわせいおん、英: nonchord tone, nonharmonic tone、独: Fremde Töne)または和声外音(わせいがいおん)とは、和音の構成音が隣接音度に移された音であり、和音の構成音以外のすべての音である。 非和声音は、メロディを華やかに飾るための主要な音として古来より用いられてきた。16世紀に確立したパレストリーナ様式 Palestrinas style の対位法音楽に、経過的不協和音、掛留不協和音、補助音的不協和音として非和声音が用いられているのがみられる。「伝統的な分類」における非和声音の名称は、対位法に由来する。 たとえばいまハ音上の長3和音(C Major triad)が響いているとする。この和音の構成音は、ハ音、ホ音、ト音(ド、ミ、ソ)である。この和音が響いているときに、ハ音、ホ音、ト音以外の音が響いていれば、それが非和声音である(これに対して和音の構成音を和声音と言う)。 非和声音は多くの場合、和声音に進行する。これを非和声音の解決と言う。 非和声音はいくつかの種類に分類される。 (ja)
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  • 非和声音 (ja)
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