『雲笈七籤』(うんきゅうしちせん)は、中国・北宋の道教類書である。成立は真宗の天禧年間(1017年 - 1021年)で、撰者は張君房。当初は120巻であったが、現行本は122巻。 『正統道蔵』の太玄部に収録される。道教では書套のことを「雲笈」と呼んでおり、道書の分類に「三洞四輔」の七部があるので、本書の題名を「雲笈七籤」として、三洞四輔の七部の精華を総収した意を表している。本書の内容は道教全般にわたっており、「小道蔵」という呼び方もされている。また、北宋以前の道教の珍しい資料を収集しており、読者が宋以前の道教の概況を把握するのに好材料を提供している。

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  • 『雲笈七籤』(うんきゅうしちせん)は、中国・北宋の道教類書である。成立は真宗の天禧年間(1017年 - 1021年)で、撰者は張君房。当初は120巻であったが、現行本は122巻。 『正統道蔵』の太玄部に収録される。道教では書套のことを「雲笈」と呼んでおり、道書の分類に「三洞四輔」の七部があるので、本書の題名を「雲笈七籤」として、三洞四輔の七部の精華を総収した意を表している。本書の内容は道教全般にわたっており、「小道蔵」という呼び方もされている。また、北宋以前の道教の珍しい資料を収集しており、読者が宋以前の道教の概況を把握するのに好材料を提供している。 (ja)
  • 『雲笈七籤』(うんきゅうしちせん)は、中国・北宋の道教類書である。成立は真宗の天禧年間(1017年 - 1021年)で、撰者は張君房。当初は120巻であったが、現行本は122巻。 『正統道蔵』の太玄部に収録される。道教では書套のことを「雲笈」と呼んでおり、道書の分類に「三洞四輔」の七部があるので、本書の題名を「雲笈七籤」として、三洞四輔の七部の精華を総収した意を表している。本書の内容は道教全般にわたっており、「小道蔵」という呼び方もされている。また、北宋以前の道教の珍しい資料を収集しており、読者が宋以前の道教の概況を把握するのに好材料を提供している。 (ja)
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