開南中学校(かいなんちゅうがっこう)は、1936年、沖縄県真和志村(現那覇市樋川)に設立された県内唯一の旧制私立中学校で、創設者は志喜屋孝信。1944年の十・十空襲で校舎が消失、1945年、太平洋戦争末期の沖縄戦で多くの学徒を失い、創設から9年で廃校した。現在は通称地名として、かつての学校所在地一帯に「開南」の名が残っている。