『錨を上げて』(いかりをあげて、英語: “Anchors Aweigh”)は、1906年にアメリカ海軍の中尉であった (Charles A. Zimmerman) によって作曲された軍歌、行進曲。作詞はであった。アメリカ海軍の事実上の公式歌(行進曲)として知られる。 タイトルの『錨を上げて』(Anchors Aweigh)は、船の出航の際に、それまで降ろしていた錨を船の上にあげる作業が完了したことを指揮官が承認することを意味する言葉である。元々、「錨を上げよ」は英語で weigh anchor という。これは錨が海中にあっては重さが測れないので、測るためには必ず錨を甲板上に引き揚げなければならない。すなわち「海から錨を上げて重さを測れ」という意味である。同様に Anchors Aweigh は直訳すると「錨の重さ」であるが、「錨が上げ終わったなら、当然重さが測れるだろう。重さは?」という含意から、錨の巻き上げ作業の完了報告に対する指揮官の承認の言葉となったのである。キャッチーなメロディフレーズから、日本の運動会や鼓笛隊でも演奏されている。

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  • 『錨を上げて』(いかりをあげて、英語: “Anchors Aweigh”)は、1906年にアメリカ海軍の中尉であった (Charles A. Zimmerman) によって作曲された軍歌、行進曲。作詞はであった。アメリカ海軍の事実上の公式歌(行進曲)として知られる。 タイトルの『錨を上げて』(Anchors Aweigh)は、船の出航の際に、それまで降ろしていた錨を船の上にあげる作業が完了したことを指揮官が承認することを意味する言葉である。元々、「錨を上げよ」は英語で weigh anchor という。これは錨が海中にあっては重さが測れないので、測るためには必ず錨を甲板上に引き揚げなければならない。すなわち「海から錨を上げて重さを測れ」という意味である。同様に Anchors Aweigh は直訳すると「錨の重さ」であるが、「錨が上げ終わったなら、当然重さが測れるだろう。重さは?」という含意から、錨の巻き上げ作業の完了報告に対する指揮官の承認の言葉となったのである。キャッチーなメロディフレーズから、日本の運動会や鼓笛隊でも演奏されている。 (ja)
  • 『錨を上げて』(いかりをあげて、英語: “Anchors Aweigh”)は、1906年にアメリカ海軍の中尉であった (Charles A. Zimmerman) によって作曲された軍歌、行進曲。作詞はであった。アメリカ海軍の事実上の公式歌(行進曲)として知られる。 タイトルの『錨を上げて』(Anchors Aweigh)は、船の出航の際に、それまで降ろしていた錨を船の上にあげる作業が完了したことを指揮官が承認することを意味する言葉である。元々、「錨を上げよ」は英語で weigh anchor という。これは錨が海中にあっては重さが測れないので、測るためには必ず錨を甲板上に引き揚げなければならない。すなわち「海から錨を上げて重さを測れ」という意味である。同様に Anchors Aweigh は直訳すると「錨の重さ」であるが、「錨が上げ終わったなら、当然重さが測れるだろう。重さは?」という含意から、錨の巻き上げ作業の完了報告に対する指揮官の承認の言葉となったのである。キャッチーなメロディフレーズから、日本の運動会や鼓笛隊でも演奏されている。 (ja)
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