金取遺跡(かねどりいせき)は、岩手県遠野市宮守町(旧上閉伊郡宮守村)に所在し、中期旧石器時代に属するとされる遺跡である。2004年(平成16年)6月1日に遠野市指定史跡に指定されている。2003年(平成15年)7月の報道として、8-9万年前とされる土層から石器が出土し、日本国内最古の旧石器時代遺跡とする見方も出たが、2009年(平成21年)9月に島根県出雲市の砂原遺跡で出土した石器が12万年前まで遡るとして、こちらを最古のものとする報道もある。