金剛山観光客射殺事件は、2008年7月11日午前4時50分頃、北朝鮮の金剛山観光地区で当時53歳の韓国国籍の女性観光客が朝鮮人民軍によって殺害された事件である。北朝鮮側は被殺者が軍事境界地域に侵入したと主張したものの、遺体を解剖した医師は北朝鮮兵が無防備状態の民間人たる被害者を背後から狙い撃ちした可能性が高いと発表した。