酒飯論絵巻(しゅはんろんえまき)は、16世紀に制作されたと言われる日本の絵巻。『下戸上戸絵詞』『三論絵詞』『酒食論』『下戸上戸之巻』とも呼ばれる。1巻、詞書と絵が各4段。酒好きの男と、下戸でご飯好きの男、両方適度に嗜む男の3人がそれぞれの持論を展開するという構成で描かれている。調理から配膳、飲食の様子が詳細に描かれており、当時の食文化を知る貴重な資料となっている。