『逃げる天使』(Chasers, にげるてんし)は、1994年公開のアメリカ合衆国の映画。デニス・ホッパー監督の7作目にして最後の長編作品。破滅的なストーリー展開が少なくないホッパー作品では珍しくコメディ色が強く、ラストもハッピー・エンドであった。ホッパー自身も、ダッチワイフを抱えながらワンポイント出演している。 1995年4月21日にポニーキャニオンから「チェイサーズ」と改題される形で字幕&吹き替えの2バージョンのVHSビデオが発売されたことはあったが、DVDは現在のところ未発売。 元ネタは『さらば冬のかもめ』(1973年)。こちらでは護送囚が男性であったが、本作では女性として換骨奪胎を図っている。トム・ベレインジャーの役はジャック・ニコルソンが演じている。