追浜海軍航空隊(おっぱまかいぐんこうくうたい)は、日本海軍の部隊・教育機関の一つ。太平洋戦争開戦に向けての出師準備の一環として、急増すると予想される整備要員の大量養成を図るために横須賀海軍航空隊から分離設置した。もっぱら機体整備を指導する士官の養成に振り向けられ、相模野・知多にも分遣隊を置いた。本稿では、追浜空と同時に整備兵・下士官養成のために開かれた「相模野海軍航空隊」、追浜空の分遣隊を前身とする「第二相模野海軍航空隊」についても述べる。