「迫る終焉」(せまるしゅうえん、原題: "Extremis")は、イギリスのSFドラマ『ドクター・フー』の第10シリーズ第6話。スティーヴン・モファットが脚本を執筆し、2017年5月20日に BBC One で初放送された。「迫る終焉」はテレビ評論家から極めて肯定的なレビューを受け、ピーター・カパルディの演技とスティーヴン・モファットの脚本が称賛された。なお、脚本の複雑性にコメントする批評家もいた。 本作は修道士三部作の第1作である。ローマ教皇庁は、読んだ者が必ず自殺する本ヴェリタスの調査を12代目ドクター(演:ピーター・カパルディ)に依頼する。やがてヴェリタスはローマ教皇庁からオンライン上に流出し、ヴェリタスに記された真実を知った欧州原子核研究機構やホワイトハウスでは次々に自殺が連鎖する。前話「宇宙での死に方」で失明したドクターは音声読み上げによりヴェリタスの内容を知るが、それは彼らのいる世界が修道士の創り上げた仮想現実世界であるというものであった。