質地騒動(しっちそうどう)は、江戸時代中期に発生した一揆。享保7年(1722年)に発布された流地禁止令によって引き起こされた、質流れとなった田畑を巡る騒動である。享保7年10月14日に発生した頸城質地騒動(頸城騒動)と、享保8年(1723年)の長瀞質地騒動(長瀞騒動)の2つの一揆が、これに相当する。