財政赤字(ざいせいあかじ)は、国や地方自治体の歳入が歳出を下回った状態のことであり、それを補うために公債(国債・地方債)が発行される。バブル経済崩壊以降、日本の財政赤字と公債残高が大幅に拡大している。そうした財政赤字・公債残高の拡大は、長期にわたる景気の弱さや社会保障費用の増加などを背景とした収入の低迷と支出の増加によってもたらされている。