論点のすり替え(ろんてんのすりかえ、英: Ignoratio elenchi)は、非形式的誤謬の一種であり、それ自体は妥当な論証だが、本来の問題への答えにはなっていない論証を指す。"Ignoratio elenchi" とは ignorance of refutation(反駁とは何であるかを知らないこと)の意。"elenchi" はギリシア語の έλεγχος に由来し、反駁の主張・論証を意味する。論点相違の虚偽(ろんてんそういのきょぎ)、論点無視の虚偽(ろんてんむしのきょぎ)ともいう(広辞苑)。 アリストテレスは、論点のすり替えは相手の主張に反駁する際に犯してしまう間違いであると考えていたため、その当人が反駁とはどういうものかについて無知なのだと述べた。アリストテレスにとって、論点のすり替えは論理を知らないことに等しい。実際、アリストテレスはすべての論理的誤謬は論点のすり替えに還元されるとまで言っている。

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  • 論点のすり替え(ろんてんのすりかえ、英: Ignoratio elenchi)は、非形式的誤謬の一種であり、それ自体は妥当な論証だが、本来の問題への答えにはなっていない論証を指す。"Ignoratio elenchi" とは ignorance of refutation(反駁とは何であるかを知らないこと)の意。"elenchi" はギリシア語の έλεγχος に由来し、反駁の主張・論証を意味する。論点相違の虚偽(ろんてんそういのきょぎ)、論点無視の虚偽(ろんてんむしのきょぎ)ともいう(広辞苑)。 アリストテレスは、論点のすり替えは相手の主張に反駁する際に犯してしまう間違いであると考えていたため、その当人が反駁とはどういうものかについて無知なのだと述べた。アリストテレスにとって、論点のすり替えは論理を知らないことに等しい。実際、アリストテレスはすべての論理的誤謬は論点のすり替えに還元されるとまで言っている。 (ja)
  • 論点のすり替え(ろんてんのすりかえ、英: Ignoratio elenchi)は、非形式的誤謬の一種であり、それ自体は妥当な論証だが、本来の問題への答えにはなっていない論証を指す。"Ignoratio elenchi" とは ignorance of refutation(反駁とは何であるかを知らないこと)の意。"elenchi" はギリシア語の έλεγχος に由来し、反駁の主張・論証を意味する。論点相違の虚偽(ろんてんそういのきょぎ)、論点無視の虚偽(ろんてんむしのきょぎ)ともいう(広辞苑)。 アリストテレスは、論点のすり替えは相手の主張に反駁する際に犯してしまう間違いであると考えていたため、その当人が反駁とはどういうものかについて無知なのだと述べた。アリストテレスにとって、論点のすり替えは論理を知らないことに等しい。実際、アリストテレスはすべての論理的誤謬は論点のすり替えに還元されるとまで言っている。 (ja)
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  • 論点のすり替え (ja)
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