西中山層(にしなかやまそう、Nishinakayama Formation)は、日本のジュラ紀の豊浦層群に属する層単元の地層名である。1926年に小林貞一によりNishi-Nakayama Groupとして最初に命名されたが、1931年の論文でこれを豊浦統の西中山層と記している。本層は山口県下関市菊川町を中心として北側の豊田町、南側の阿内にまたがって分布し、田部盆地により北部地域と南部地域に隔てられる。